相手を嫌いになれば、口調も荒くなります。優しい言葉一つかけたくなくなります。
仮面を被っても、かけられません…自分の気持ちに嘘はつきたくないからです。
そんな中、私は自己啓発本を読みながら、「世の中には幸せな人が多くいる…なぜ自分はそう思えないのか？御体満足だし、両親も揃っているし。子供にも恵まれているのに。育てられ方が悪かったせいだ。」と、親のせいにしていました。
なぜなら、私は度々、小学生の頃の親との苦い出来事の数々を思い出しては嫌気がさしていたからです。嫌な思い出は忘れてしまいたいけど、自分の中では消化不良を起こしていました。
そんな昔の経験が、私の心を支配していました。
全ての原因はそこにあると思いました。
どんなに自分を飾っても、一時的には幸せを感じられるけど、なんか持続しませんでした。
どうして？これは、いつまで続くんだろう…
本当に決別したくて、毎日苦しみだしました。
でも、心の奥に乗り越えてみせるという思いがありました。
